蔵内も一層活気づいてきました。
あっちでシャワシャワ、こっちでちりちり、
泡のはじける賑やかな音が聞こえています。
夕方、雄町のタンクを覗くとこんな大きな泡が出来ていました。
こういう泡を玉泡(たまあわ)と呼びます。
モロミの泡は、
筋泡→水泡→岩泡→高泡→落泡→大玉泡→中玉泡→小玉泡→地
と変化していきますが、
大きな泡が出来るのは、タンクの中で醗酵が順調にすすんでいるということなので、
造り手としてはホッとひと安心です。
「すご~い!大きい~~!嬉しい~~!!」
ってことで、パチリ。(笑)
順調に進んでいると、足取りも軽っ♪
モロミの経過は、
アルコール度数や日本酒度といった数値で日々管理していますが、
泡の状態やモロミの味・香りも、大切なチェック要素です。