2013年10月31日木曜日

お酒造りが始まりました

 いよいよ、お酒造りが始まりました。この6名でこの冬の瀧自慢を造ります。

















↑ 洗米場にて、手順の確認中。
この時期はまだ半袖でも大丈夫です。




↑ 酒米の計量も手慣れたもの。
でも、きっちりきっちり丁寧に作業を進めます。


今年も例年通りクリスマスの頃、出来立ての初搾り新酒をご用意いたします。

今年の初搾りは新しいラベルデザインでお届けしますので、
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。


2013年9月1日日曜日

秋酒の季節

ウワサ通りの猛暑続きとなった夏が過ぎ、少しずつ秋の気配が近付いてきました。

うんざりするほど夏が長かったせいか、
「秋」を求める皆さま方に、瀧自慢の秋酒、ご好評いただいております。

<純米吟醸 備前雄町>
昨年に続き、今年も雄町サミットで優等賞をいただきました。
しっとりと包み込むような、優しい旨味が特長です。

 
<純米酒 神の穂>
酒米・神の穂の特長である柔和でふくらみのある味わいは、
これからの時期、燗を付けても美味しくご賞味いただけます。



と、ご案内申し上げておいて恐縮ですが、
この2銘柄、お蔭さまで大変お引き立てが多く、
あっという間に在庫の山が低くなり、現在目で数えられるほどとなりました。
720mlは、どちらの銘柄もほぼ完売です。

ご希望いただけます際は、是非お早めにご連絡くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。

2013年6月8日土曜日

泉州名物

今夜の晩酌は、泉州名物「水なすのぬか漬け」。


ぽってりと愛らしい独特のカタチです。
写真を見て顔を書きたくなったのは私だけではないはず。(笑)



 
 
 
 
 
 
 

付いていたしおりによると、食べるときのお約束は「手で裂く」ということらしく。


ご指南通りに手で裂いて夏吟醸と一緒にいただくと、
水なすの素朴な風味が、夏吟醸の爽やかでやさしい味わいと相性抜群でした。


夏吟醸の向こうに見えているのは、このあいだ発売した「純米吟醸 山田錦×八反錦」。

八反錦の旨味と酸味が相まって、
「おお、旨~い。でも爽やか~」 っていう飲み口です。
新じゃがを使った肉じゃがと一緒に美味しくいただきました。

季節には季節のご馳走がいちばんと実感するひとときでした。

2013年5月19日日曜日

三次元テトリス

今年はいつまでも涼しいな~と思っていたら、いきなり気温が上がってきました。
瓶詰めの終わったお酒を、現在大急ぎで冷蔵庫へ入れています。

 
その昔、お酒を造る前は建設機械を作っていたオット、フォークリフトの運転は手慣れたもの。
 
でも、冷蔵庫の貯蔵量には限りがあるので、
取り出す時のことも考えながら全てのお酒を収めようと思うと、これがなかなか難しい様子。
 


慎重に慎重に、銘柄ごとに積み上げていきます。


無事にすべてのお酒を冷蔵庫に入れ終えると、あーやれやれ・・・。
肩の荷がひとつ下りて、晩酌も一層美味しい。(笑)

皆様からのお呼びがかかるまで、お酒たちは静かに冷蔵庫で出番を待っています。

以下お返事。

2013年5月14日火曜日

綱渡り

お酒造りが一段落して体力労働が少なくなったため、
メタボ対策に早朝蔵周辺を歩くことにしたオット。

夜明けとともに起きだして歩きに行き、
うまい具合に、いつもほかほかの朝ご飯が出来上がる頃に帰ってきます。
運動の後でご飯が美味しいのか、朝っぱらから食欲全開。
(・・・いいんだろうか??)

今日は微妙に興奮状態で帰ってきました。

朝っぱらから、何・・・???と思っていると、
野生のお猿さんの綱渡りを見物してきたらしい。


豊かな自然に恵まれた環境なので、驚きはしませんが、
当地でも、お猿さんの縄張りは、どんどん住宅地へ進出しているようです。

共存共栄は、これからの課題ですね。

2013年5月2日木曜日

今日の晩酌

熊野の方から鰹の焼節(生節)をいただきました。










新鮮な鰹を燻製にした焼節は、しっとり柔らか。
スライスして、そのままサラダや和え物に使えるので、もう1品欲しいときに重宝します。

包丁で切ろうとすると、結構パラパラほぐれてしまうので、
スライスできなかった端っこの部分は、細かくほぐしてマヨネーズで和えてもいいし、
熱々のごはんに混ぜ込んでも とっても美味。

きれいに切れたところだけ盛り付けてます(笑)

今日は大根おろしを添えて、あっさりといただきました。

これがまた、「神の穂」と相性ぴったり。
焼節の旨味が、神の穂のやさしい味わいと絶妙のバランスで混ざり合って、
美味しさが倍以上にふくらみます。これはもう・・・・・止まりません。

神の穂も、お食事に合わせると本領発揮するお酒なんですねー。
やさしい癒し系の味わいが、お料理を一層引き立てます。
ちょっとビックリするくらい美味しい取り合わせでした。

2013年4月12日金曜日

雄町・神の穂 出来ました

お蔭さまで醸造作業も無事一段落し、
現在当蔵では例年のごとく、瓶詰め作業が続いています。

さて、この度次の2銘柄が発売となりました。


純米吟醸 備前雄町
<1.8L 3,150円 720ml 1,575円・税込>
 
新酒の持つ爽やかな口当たりと、
雄町米特有の旨味ある味わいが
絶妙のバランスに仕上がっています。


純米酒 神の穂
 
<1.8L 2,520円 720ml 1,239円・税込>
 
 口に含むと、神の穂の特長である
柔らかくふくらみのある味わいがひろがります。
やさしい口当たりは日常の晩酌にぴったり。
 
 
今月下旬には「純米大吟醸」を発売いたします。
今年の新酒、どれもなかなか美味しい味わいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 

2013年3月13日水曜日

山田錦×神の穂

瀧自慢・純米吟醸に新しいシリーズが登場です。

地元産の山田錦を麹米に使用、掛米を変えた新商品を季節ごとに発売します。
それぞれの掛米が持つ旨味を最大限に引き出した味わいをお楽しみください。

第一弾は 山田錦×神の穂

麹米:三重県産山田錦(精米歩合50%)
掛米:三重県産神の穂(精米歩合55%)

「これはもう、出来立てホヤホヤをお届けしたい!」
という味わいなので、無濾過生原酒でお届けします。

<1.8L 2,961円 720ml 1,533円・税込>

瓶詰めにはもちろん、新しい瓶詰ライン☆を使用しました。
3月21日発売です。

数量限定酒につき、ご予約も承ります。旬の味わいを是非ご賞味くださいませ。

新・瓶詰ライン登場

ものすご~~く長年にわたって愛用してきた瓶詰機械を、この度いよいよ一新いたしました。

お酒造りが一段落すると、次は連日の瓶詰作業に入ります。
瓶洗い→瓶詰め→瓶洗い→瓶詰め→瓶洗い・・・・・が延々と続く毎日。

日本酒は何といってもデリケートなので、温度管理には細心の注意が必要で、
気温が高くなるのと競争しながら、大急ぎで瓶詰めして冷蔵庫へ貯蔵するのが恒例です。

今年のお酒、どれもなかなか旨~い味わいで、
「これはもう、出来立てホヤホヤをお届けしたい!」という銘柄もあるし、
「この味!この味を崩したくない!!」という銘柄もあります。

でも、作業は人間がすることなので、あまり無茶は続けられません。
だからもう、
「大急ぎで作業を進めたい!」
「作業する皆の負担を軽減したい!!」
という両方の願いを叶えるために、新しい瓶詰ラインには皆の期待がこもっています。



瓶をラインに乗せてから、充填~打栓まで直線で動いていくので、瓶がグラつくことがなくて安心
安定して進んでいくので、見ていても気持ち的にすごく楽です。

前の機械は、すごく年季が入っていた上に構造上曲線が多かったので、
ライン上を移動しながら瓶が微妙にガタガタ揺れることがあって、
思わず「大丈夫か!?頑張れ~~!!」と、エールを送ってしまうほどでした。

とはいえ、長年一緒に頑張ってきた戦友みたいなものなので、撤去するときはかなり辛かったです。

今年の瓶詰は、この頼もしい戦力と一緒にすすめていきます。
どうぞご期待くださいませ。

2013年3月10日日曜日

冬の終わりに

3月に入り、そろそろ酒造りもゴールが見えてきました。

しぼり作業の難所、袋吊り。
もろみを袋に入れて、1つ1つひもで縛ってタンクに吊るします。

                
 

滴り落ちたしずく酒は、タンクの呑み口から斗瓶へ。
「斗瓶」の名の通り、この瓶1本に1斗(1.8L10本)のお酒が入ります。



少しずつ少しずつ たまってゆくのですが、
終盤は瓶の口が細くなっているので、あららららっという間に満タンになります。

これ、こぼしたら泣けてくるなぁ。・・・怖くて目が離せません。

今年の大吟醸、なかなか旨味があって「飲んで美味しい」味わいです。 
6月上旬発売予定。
どうぞよろしくお願いいたします。