2010年5月5日水曜日

純米大吟醸 斗瓶取り 発売

お待たせしました。

純米大吟醸 斗瓶取り 本日発売です。 


斗瓶取りというのは、
モロミを酒袋に詰めて吊るし、
そこから滴り落ちたしずく酒のことをいいます。

圧力をかけることなく自然に滴り落ちたお酒は、
雑味のない澄んだ味わいで、
そのお酒の良いところだけを先取りした贅沢さ。

一旦、一斗瓶に集められるので、
「斗瓶取り」「斗瓶囲い」と呼ばれます。

手間暇かかる上、
あまりたくさんの量はとれません。

贅沢な味わいを是非お楽しみ下さい。

~ さくっとご紹介 斗瓶取り作業 ~

酒袋にモロミを詰めて、タンクに吊るします。

タンクを上から覗くとこんなふう。
滴り落ちたお酒は、
タンクの呑み口から少しずつ斗瓶にたまっていきます。
ずらりと並んだ斗瓶たち。
1本に1斗(1.8L 10本)入りますので、
さすがにひょいと持ち上げるわけにはいきません。
通常はこういった木の箱に入れて保管します。
以下、お返事。

Sさま
弊社の「新酒」といえば、やはりよくお買い上げいただいた年末の初搾りです。
あれは、ゆく年くる年ご近所の皆様にも楽しみにしていただいている、マコト光栄な銘柄だと思っています。
通常無濾過生酒・斗瓶取り等の限定酒以外は、あまり新酒新酒とアピールしないんですが、
(何気な~く味を見ながら切り替えることが多いです)
今回は本流・神の穂・雄町、全部完売状態だったもので、思わず「お待たせしました!」と騒いでしまいました。(笑)

「すみません、それ今ないんです」「あ、すみません、それも・・・」
と店頭で言い続けるのも、なかなかキモチ的にきつかったりしたもので、
「それ今出来たばかりの新酒なんですよ♪ よかったら試飲いかがですか?」
って、うかれ状態で言ってるこの連休でした。(爆)